胆嚢腺筋症
胆嚢腺筋症は、胆嚢の壁が厚くなる良性の病変で、胆嚢の内側の粘膜と筋肉が入り組んで増殖し、コブのような変化(ポリープ状、分葉状)を起こす病気です。
比較的よくみられる病変で良性疾患であり無症状のことがほとんどです。しかし胆嚢の壁が厚くなる胆嚢がんもあるため一度は精密検査が必要です。
よくある症状・きっかけ
・健診や人間ドックで「胆嚢壁肥厚」や「胆嚢腺筋症の疑い」と指摘された
・胆石はないのに、食後にお腹が張る・痛む
・右の肋骨の下あたりに鈍い痛みがある
・吐き気や胃のむかつきが続いている
※自覚症状がない場合もあり、検診で偶然見つかることもあります。
胆嚢腺筋症の特徴
・良性疾患であり、がん化する可能性はまれです
・胆石と合併していることが多いです
・基本的には経過観察が中心です
・症状が強い、または病変が進行している場合は手術が検討されます
当院での対応
当院では、胆嚢腺筋症の診断・管理に対して以下のような診療を行っています
・はじめて診断された方は一度CT検査やMRI検査をお勧めしています
・腹部エコーによる評価、定期的な経過観察
・血液検査・肝機能チェック
症状が強い方には、専門病院と連携し手術のご紹介も可能です
「胆嚢腺筋症」と言われて不安を感じる方も多いと思いますが、多くは良性であり、適切に経過をみていくことが可能です。
気になる症状や健診結果がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。