びらん性胃炎
びらん性胃炎とは、胃の粘膜がただれて炎症を起こしている状態のことです。
胃カメラ検査などで発見されることが多く、「胃が荒れている」と表現されることもあります。
ストレスや食生活、薬の影響など、さまざまな要因で起こります。
胃にできた「びらん」はほとんどの場合、悪性化する心配のないものですが、中には悪性を疑わなければならない「びらん」もあるので注意が必要です。
*よくある症状
基本的にはびらん性胃炎に症状はありません。
ひどい場合には、みぞおちの痛み・不快感、胃もたれ、胃の張り、吐き気・嘔吐などがでることがあります。
*主な原因
ストレス・疲労、不規則な食事・暴飲暴食、アルコールや香辛料の多い食事、痛み止め(NSAIDsなど)の長期使用、喫煙やカフェインの過剰摂取が原因といわれています。
*診断
診断は胃カメラで直接胃の粘膜を観察して診断します。
ほとんどの場合は良性のびらんですが、中には悪性を疑い生検が必要なびらんもあります。
生検が必要なびらんは以下のようなものです。
・自然出血しているびらん
・形がいびつで境界が明瞭
・びらんが単発(ひとつだけ)
生検した場合には顕微鏡による精密検査を行い、後日結果をご説明します。
びらん性胃炎の胃カメラ像
多発しているびらんは良性びらんの特徴です。

健康診断で「びらん性胃炎」といわれたけど、生活習慣などを改善してもなかなか治らないなど、なにか心配がある方はぜひ当院に一度ご相談ください。