しんどう内科・消化器内科クリニック

診療時間

月・水~金 9:00~12:00 14:30~18:00
火・土 9:00~12:00

休診日

日・祝・年末年始

055-287-9093

予防接種

 

① 当院で接種可能なワクチン一覧と税込み価格

 

*インフルエンザワクチン    1回目 3,500円 2回目 3,000円

*フルミスト(鼻から噴霧するインフルエンザワクチン) 8,250円 2~18歳まで接種が可能です。

*肺炎球菌ワクチン       ニューモバックス 8,800円 プレベナー 11,000円 バクニュバンス 11,000円

*帯状疱疹ワクチン       水痘・帯状疱疹生ワクチン 7,700円 シングリックス 22,000円(2回接種が必要です)

*RSウイルスワクチン       アレックスビー 25,000円 アブリスボ 30,000円

*新型コロナウイルスワクチン  コミナティ 16,000円

*A型肝炎ワクチン        エイムゲン 6,600円

*B型肝炎ワクチン       ビームゲン、ヘプタバックス    5,000円

*おたふく風邪ワクチン                             5,500円

*MRワクチン                                  9,000円

 

② どんな人にどんなワクチン接種が必要?

65歳以上の方に推奨されるワクチン

*インフルエンザワクチン

*肺炎球菌ワクチン

*帯状疱疹ワクチン

*RSウイルスワクチン

 

がん患者さんに推奨されるワクチン

一般的に健常人におけるワクチン効果よりは劣るものの、ある程度の効果はあるといわれています。しかしがん患者さんは免疫能が低下するため感染のリスクも高く、感染した時の重症化リスクも健常人よりは高いと考えられます。またがん患者さんが感染症に罹患した場合、がん診療への影響(治療の遅れや中止)も懸念されるためワクチン接種が推奨されています。

*インフルエンザワクチン

*肺炎球菌ワクチン

*帯状疱疹ワクチン

 

③ 各ワクチンの説明

*インフルエンザワクチン

<使用可能なワクチン>

・皮下注射用4価不活化HAワクチン

インフルエンザウイルスを不活化したもので皮下注射で使用します。生後6か月から成人まで使用可能です。小学生までは1シーズンに2回、中学生以上は1回接種します。A型2種類、B型2種類のウイルス株が配合された4価ワクチンです。

・経鼻型生ワクチン

弱毒化された生きたウイルスを鼻腔に噴霧して接種します。対象年齢は2歳から18歳までです。1シーズンに1回接種します。

A型2種類、B型1種類のウイルス株が配合されています。

<ワクチン効果の持続>

いずれのワクチンも接種後約2週間で免疫形成が起こりその後3~6か月効果が持続するとされています。

<接種に適した時期>

流行期と持続を考慮し、日本では11月に接種するのが一般的です。厚生労働省は12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいとしています。

<対象者>

国から費用の一部補助が出る定期接種の対象者は、①65歳以上の方、②60~64歳で心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり身の回りの生活を極度に制限される方、③ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な方です。

予防接種法に基づかないインフルエンザワクチン(任意接種)の対象は禁忌がなければ妊婦を含めて生後6か月以上の方となっています(生ワクチンに関しては上記の通り2~18歳です)。

<ワクチンの効果>

65歳以上の高齢者福祉施設入所者の場合、発病阻止効果34-55%死亡阻止効果82%という報告があります。6歳未満の小児対象研究では発病予防効果60%というものもあります。数字の違いはあれインフルエンザワクチンによるインフルエンザ重症化や死亡阻止効果はあるといえそうです。

<副反応>

厚生労働省によりますと、接種部位の発赤、腫脹、疼痛が10-20%に見られますが通常2-3日で消失します。また全身性の反応としては、発熱、頭痛、悪寒、倦怠感などが見られます。こちらの頻度は5-10%でやはり2-3日で消失します。

その他非常に重い副反応の報告がまれにありますが、ワクチン接種との因果関係が必ずしも明らかではありません。

<接種率>

2024ワクチン接種率は全体で32.6%、65歳以上で54.8%、1-6歳で48.3%でした。

<ワクチン接種のメリット>

①          重症化予防

②          職場や学校への影響を軽減:職場で流行すると欠勤者が多くなり仕事に支障が出る可能性があります。学校で流行が起こると学級閉鎖などを行う必要があり授業が遅れたり学校行事に影響が出る可能性があります。

③         家族や周りの人を守る:生後6か月まではワクチンを接種することができません。また1歳くらいまではそれ以上の世代と比較しワクチンの効果が得られにくい傾向があります。またアレルギーや病状などによりワクチン接種ができない方もいます。これらの方たちを守るため接種できる健康な人がワクチンを接種しインフルエンザを家庭に持ち込まないこともメリットです。

 

*肺炎球菌ワクチン

<使用可能なワクチン>

現在成人に使用できる肺炎球菌ワクチンは3種類あります。この中で市町村より接種券が届き、費用の一部が補助されるワクチンは⑴23価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチン(PPSV23:ニューモバックスNP)のみです。(一部の市町村では補助金を出しています。詳細は各市町村担当部署にご確認ください)

⑴  23価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチン(PPSV23:ニューモバックスNP)

接種法は皮下注射もしくは筋肉内注射です。国からの補助がある定期接種の対象は①65歳の方②60~64歳で心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり身の回りの生活を極度に制限される方③ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な方です。定期接種は原則として生涯に1回のみです。定期接種の対象者は2024年4月から変更となっています。

任意接種の対象は、2歳以上で基礎疾患(心臓、腎臓、呼吸器、肝臓、血液疾患、糖尿病、免疫不全など)を持つ方、脾臓を摘出している方、免疫抑制療法を受けている方です。

<ワクチン効果の持続>

接種後5年で減弱します。5年以上の間隔で2回目接種が可能です。2回目以降の接種は任意接種になります。

<ワクチンの効果>

ワクチン血清型の肺炎球菌性肺炎への有効性は65歳以上で33.5%。侵襲性肺炎球菌感染症を4割程度予防します。

<副反応>

5%以上に見られる可能性のあるものとして注射部位の疼痛、熱感、腫脹、発赤が報告されています。1-5%には全身症状(倦怠感、悪寒、発熱)、筋肉痛、頭痛などが見られます。懸念すべき事項の指摘はありません。

<接種率>

約40%程度です。

<ワクチン接種のメリット>

インフルエンザワクチンと併用することで、高齢者の肺炎罹患率と肺炎による入院率が低下します。特に75歳以上の高齢者では両者の併用で肺炎罹患率が約60%、肺炎による入院率も約60%抑制できたと報告されています。